日本で10日に発表されたメルセデスベンツ『S63AMG』の改良モデル。これと同じエンジンが、新型『CLS』の最高峰モデル、「CLS63AMG」にも搭載されることが明らかになった。
これはメルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAが10日に発表したもの。新型CLS63AMGは、AMGが新開発した直噴5.5リットルV型8気筒ツインターボエンジンを積む。
その最大出力は518ps、最大トルクは71.3kgm。AMGパフォーマンスパッケージでは、最大出力は550ps、最大トルクは81.6kgmに到達する。
初代CLS63AMGは、自然吸気の6.2リットルV8(514ps、64.2kgm)を搭載。このエンジンと比較すると、新型は最大で36ps、17.4kgmもパワフルだ。それでいて、直噴システムやマルチスパークイグニッション、MCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)トランスミッションなどにより、燃費性能を引き上げているという。
新型CLS63AMGは、17日に開幕するロサンゼルスモーターショーで実車を披露。なお現時点で、新型の写真は公表されていない。