【パリモーターショー10】王者シトロエン、DS3ベースの新WRCマシン発表

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シトロエン DS3 WRC
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シトロエンは30日に開幕したパリモーターショーにおいて、2011年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)マシン、『DS3 WRC』を初公開した。

FIA(国際自動車連盟)は、2011年シーズンからWRCのレギュレーションを変更。エンジンは排気量1600cc+ターボとなる。シトロエンは2007〜2009年のWRCを制した『C4 WRC』に代えて、2011年シーズンから『DS3』をベースにしたDS3 WRCで参戦する。

エンジンは、市販のDS3用の直噴1598cc直列4気筒ガソリンターボを搭載。ただし、最大出力は300ps/6000rpm、最大トルクは35.7kgm/3250rpmまで高められた。トランスミッションは6速シーケンシャル。駆動方式はフルタイム4WDだ。

ボディサイズは全長3948×全幅1820mm、ホイールベース2461mm。全幅はレギュレーションぎりぎりまで拡幅された。ダブルリアウイングなどにより、エアロダイナミクス性能を向上。車両重量は、FIAが規定する最低重量1200kg(乗員を含む)を満たす。安全面も徹底追求されており、ロールケージの長さは40mにも達する。

DS3 WRCは2011年2月のWRC開幕戦、ラリー・スウェーデンで実戦デビュー。シトロエンはニューマシンで、WRC制覇を狙う。

《森脇稔》

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