ザウバーは次戦シンガポールGPからペドロ・デ・ラ・ロサに代わりニック・ハイドフェルドを起用することを明らかにした。
メルセデスGPのリザーブドライバーを経て、ピレリの開発ドライバーを務めていた今シーズンのハイドフェルド。ハイドフェルドにとってザウバーは2001年から2003年シーズンに在籍し、さらにBMW時代になった2006年から4年間を共に戦っているだけに、古巣からの呼びかけに応じた形となった。
「シンガポールGPから素晴らしいマシンでレースに戻れるチャンスを得ることができ、クレージーな気分になりそうなくらい楽しみにしているよ。数か月実戦から離れていただけに、モチベーションはこれまで以上に高いよ」
「ヒンヴィルで7年間過ごした僕にとっては家に帰るようなものさ。チームにもすぐにとけ込めるだろうから、マシンにも迅速に慣れることができると思う。僕を信頼してくれたペーター・ザウバーに感謝したい」とハイドフェルドは喜びを語っている。
また、ザウバーを解雇されたばかりのデ・ラ・ロサには、山本左近が加入しているヒスパニア入りの噂が出ている。