日産 キューブ、米国でリコール…基準を超える燃料漏れ

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NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)は21日、日産の現地法人、北米日産から『キューブ』のリコール(回収・無償修理)の届け出を受けたことを明らかにした。

届け出の内容は、追突された場合に、米国の安全基準を上回る燃料漏れを起こす可能性があるというもの。キューブはNHTSAが行った80km/hでの追突を想定したテストにおいて、基準を超える燃料漏れが確認されていた。

日産はNHTSAの指摘を受け、キューブを調査。そして今回、リコールを決定した。対象となるのは、2009年1月30日から2010年7月までに生産され、米国で販売された約4万6000台だ。

北米日産は部品の供給体制が整い次第、8月末から順次、全米のディーラーで作業を行う予定。キューブの今年上半期(1~6月)米国新車販売は、前年同期比の4倍に当たる1万5530台と好調に推移している。

《森脇稔》

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