日本駐車場開発は21日から、東京都千代田区の丸の内の地下一帯に位置する「丸の内中央パーキング」に、『セグウェイ』を導入し、駐車場の安全性とサービス向上を図る。
セグウェイとは、日本ではセグウェイジャパンが販売する電動パーソナルモビリティだ。日本駐車場開発のパーキングオペレーター1名が乗車し、駐車場内を移動巡回することで、機動性を向上させることが期待できる。
セグウェイの導入に際しては、セグウェイジャパン認定の講習を受けるとともに、本年5月から安全性等の検証実験を実施した。検証の結果、機動性の向上はもとより、パーキングオペレーターが高い視点から場内を見渡せることから、場内の安全性を維持確保する上でも効果があることがわかったという。
駐車場全域の徒歩による巡回は、一巡するのに通常約50分かかるところを、セグウェイを利用すると約20分に短縮される。また、利用者とのコミュニケーションが高まる効果も期待されている。
丸の内中央パーキングは、2007年4月の「新丸の内ビルディング」の開業と同時に日本駐車場開発が駐車場の運営を受託された。セグウェイの導入に先立ち、パーキングオペレーターの制服もリニューアルした。