トップを走るレッドブル同士が交錯するという波乱が起こったトルコGP(30日)。元F1ドライバーでBBCの解説者を務めるマーティン・ブランドルはレース終了後、レッドブルの関係者から話を聞いた結果として、「レッドブルがベッテルを贔屓しているのは明らかだ」と語った。
「レース終了直後にクリスチャン・ホーナー(チーム代表)とヘルムート・マルコ(チームアドバイザー)に話を聞いたんだ。すると彼らは、『テレビでどう解説したのか?』と尋ねてきたから、『あれは100%ベッテルのミスだ』と放送したと話した」
「すると彼らは即座に反論し、ウェーバーはチームメイトをダーティな路面側に押しやるべきではないと主張してきた。実際のところ、ウェーバーがこれほどやるとはチームも予想していなかったのだろう。レッドブルが秘蔵っ子であるベッテルにタイトルを獲らせたいと思っているのは明らかだしね。彼らは『ドライバーを公平に扱っている』などと公言すべきではない、ということだよ」