日本鉄鋼連盟が発表した2月の鉄鋼生産概況によると、粗鋼生産量は843万5000t、前年同月比54.0%増となり、4か月連続でプラスとなった。自動車や家電向けが好調で7か月連続で800万t台乗せとなった。
伸び率は1950年8月の58.3%%増以来の高水準だった。1日当たり粗鋼生産は30万1000t。
2月の炉別生産をみると、転炉鋼が662万1000t、同58.5%増、電炉鋼が181万5000t、同39.3%増となった。鋼種別生産では普通鋼が660万2000t、同44.2%増、特殊鋼が183万4000tと前年同月の2倍となった。