日産 ムラーノ、ロシアで生産へ

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欧州日産は10日、2011年からロシアで『ムラーノ』を生産すると発表した。『ティアナ』、『エクストレイル』に続く3番目の現地生産モデルとなる。

日産は2009年6月、ロシア・サンクトペテルブルグ工場を稼動。日本メーカーでは、トヨタに次ぐ工場進出となった。最初にラインオフしたのは、ティナア。2009年11月からは、エクストレイルが生産車種に加わった。2車種合計の年産台数は5万台だ。

一方、ムラーノは2005年9月、初代モデルをロシアへ投入。2009年には2代目の現行型にスイッチした。すべて日本からの輸入で対応している。しかし、ロシアでのムラーノの累計販売台数は9000台に到達しており、今後も高い需要が見込めることから、2011年から現地生産に切り替えることとした。

また日産は2010年2月から6月までの5か月間、サンクトペテルブルグ工場に2シフト制を導入。600名を追加雇用し、1450名体制で増産に取り組む。2009年、日産はロシアで6万2434台を販売している。

日産ロシア製造会社の保坂不二夫社長は、「サンクトペテルブルグ工場の生産クオリティは非常に高い。今回の増産と2011年からのムラーノ現地生産は、ロシア経済と地域社会へのコミットメントである」と語っている。

《森脇稔》

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