ルノー・ジャポンは26日、2010年度の事業戦略について発表を行った。同社のCOO大極司は、2009年の輸入車市場は前年比で18.6%減となり、ルノーでも22%減という結果になったと述べた。
2009年のルノー・ジャポンの販売台数は1755台だったそうだ。これは、09年の新型モデルの発表が秋ごろに集中し、しかも予想以上に好評だったため、逆に供給不足という事態を招いてしまったことが背景にあるとし、10年は必ず09年の実績を上回る結果を残すと、目標を語った。
そのための戦略として、10年に予定されている新型車は、今回の戦略発表会と同時に発表した『ルーテシア』の他、『カングービーボップ』と『メガーヌクーペRS』であるとした。メガーヌクーペ RSは2.0リットルターボ 250馬力、F1テクノロジーといった特徴を持つもので、すでに問い合わせも多いそうだが、F1日本グランプリでの発表を目指したいとのことだ。