米下院でトヨタに対して行われた公聴会が終了した翌朝、主要な新聞各紙は一斉にその様子を詳細に伝えた。
評価は概ね二分されており、社長本人の出席と謝罪の意を示したこと、そして公聴会を通じての誠実な対応は一定の評価をされている。
豊田社長に召喚状を送った当の本人、エド・タウンズ民主党議員も、公聴会後の経済チャンネルCNBCへ対して「時間を割いて出席したことは評価に値する」と出席とその答弁内容に対して基本的には好意的なコメントを出している。
しかし豊田社長が一貫して否定した技術的欠陥、特に電子制御部分に関して問題を認めなかったことには、公聴会後も厳しく追及する声が続き、クシニッチ議員をはじめ複数の出席者が「今後も精査な調査が必要」(CNBC)とコメントを出すなど、強弁派の多くが今後も推移を見守る必要があるという意見で一致している。