13台と衝突、意識もうろうで運転

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12日午前、島根県松江市内の国道485号で、普通トラックが約1.3kmに渡って暴走。車両13台に衝突や接触を繰り返す事故が起きた。この事故で7人が負傷。警察は運転していた44歳の男性から事情を聞いている。

島根県警・松江署によると、最初の事故が起きたのは12日の午前10時5分ごろ。松江市朝日町(N35.27.41.9/E133.4.3.5)付近の国道485号で信号待ちのために停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた普通トラックが追突した。

トラックは止まらずに走り続け、約1km離れた松江市学園南2丁目(N35.28.9.1/E133.4.2.4)付近の交差点付近でさらに2台と衝突。弾みで対向車線側に進入して逆走を開始し、約300mの間に10台の車両と接触を繰り返した。トラックはこれら車両に足止めされる形で停車したが、7人が打撲などの軽傷を負っている。

トラックを運転していた出雲市内に在住する44歳の男性にケガはなかったが、意識朦朧の状態だった。男性には低血糖症状の持病があり、事故を起こしたこともわからない状態だったようだ。

警察では自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、男性の主治医からも話を聞く方針だという。

《石田真一》

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