スペイン・バレンシアサーキットで15日、「フェラーリワールド2009」の最終イベントが開催された。ルノーからフェラーリに移籍したF1ドライバーのフェルナンド・アロンソ選手が、パレードラップに登場。しかし、フェラーリデビューの晴れ舞台で、思わぬアクシデントが発生した。
パレードラップは、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が、オープンカーの『カリフォルニア』のステアリングを握り、その後席にアロンソ選手とフェリペ・マッサ選手が同乗して行われた。
スペインはアロンソ選手の地元ということもあり、スタンドのファンは熱狂。それに応えようとモンテゼモーロ会長が、ファンのいる方向にステアリングを切った時、事件は発生する。
なんと、カリフォルニアは砂地につかまりスタック。リアタイヤは、哀れにも空転を続け、身動きが取れない状態に陥った。クールな紳士、モンテゼモーロ会長も、この日ばかりは絵にならなかったようである。
苦笑いを浮かべるアロンソ選手。そして、カリフォルニアを後押ししようとするマッサ選手。アクシデントの一部始終は、動画共有サイトで見ることができる。