定員外乗車のワゴン車が分離帯衝突、8人が死傷

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定員外乗車のワゴン車が分離帯衝突、8人が死傷
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6日午後、岩手県八幡平市内の東北自動車道下り線を走行中のワゴン車が路外に逸脱、中央分離帯に衝突する事故が起きた。クルマは定員7人だが、事故時には8人が乗車。車外放出などで3人が死亡、5人が重軽傷を負っている。

岩手県警・高速隊によると、事故が起きたのは6日の午後0時30分ごろ。八幡平市中ノ平(N40.7/E140.54)付近の東北自動車道下り線で、第2車線を走行していたワゴン車が路外に逸脱。中央分離帯に衝突した。

クルマは大破。後部座席にシートベルト未着用の状態で乗車していた男性3人(39歳、26歳、20歳)が車外に投げ出され、頭部強打が原因で死亡。同様に投げ出された20歳の男性が意識不明の重体。運転していた東京都内に在住する28歳の男性を含む4人が軽傷を負った。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。目撃証言によると、事故を起こしたクルマは前走車を追い抜き続けながら、120 - 130km/h程度の速度で走行していたとみられる。

また、このクルマは定員7人だったが、事故当時は大人8人が乗車していた。後部座席の同乗者は全員がシートベルト未着用だったとみられている。警察では運転者の回復を待ち、自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(定員外乗車)容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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