トピー工業、アルミホイール生産を子会社に集約

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トピー工業は18日、アルミホイール事業の生産を子会社に集約すると発表した。

同社グループの取り扱い品目である乗用車用アルミホイールの市場は拡大が続いてきたが、現在の自動車需要の急激な落ち込みや海外製品との競合により、競争は激化している。一方で、径大化、軽量化、高意匠化に対する市場ニーズは年々増加している。
 
こうした環境下、同社グループはアルミホイール事業の基盤強化を目的に、海外提携先との連携強化を一層深めるとともに、国内生産の重点を高付加価値製品にシフトするため、生産体制を再編する。
 
現在同社グループは、同社の豊川製造所(愛知県豊川市)と連結子会社である九州ホイール工業(福岡県京都郡苅田町)でアルミホイールを生産しているが、九州ホイール工業に生産を集約、生産の効率化および固定費の削減を図る。
 
豊川製造所はアルミホイールの開発拠点と位置付け、新製品、新技術の開発を推進する。
 
また、今回の生産集約により固定資産除却損など16億円を特別損失として計上する。

《レスポンス編集部》

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