アイシン精機は31日、2008年度の事業活動や環境活動、CSR（企業の社会的責任）への考え方や取り組みをまとめた経営年次報告書「アイシンレポート2009」を発行した。
同社は2006年から環境・社会活動をまとめた「環境社会報告書」と財務関係の報告書「アニュアルレポート」をあわせて1冊にまとめ、「アイシンレポート」として発行している。
今回のアイシンレポート2009は内容を大きく経済・環境・社会の3つの側面に分け、それぞれ特徴ある取り組み事例を特集として紹介する構成とした。
経済的側面では、事業活動の概況や各事業分野の新製品情報などに加え、特集として「早期の黒字回復に向けた構造改革」や「環境・安全・コンパクトを追求した新製品開発」の取り組みを掲載した。
環境的側面では、グループが事業を営む愛知県を流れる矢作川水系で、上・中流域から下流域それぞれで取り組んでいる環境保全活動や、生物多様性への取り組みを特集している。
社会的側面では、「お客様」「お取引先」「従業員」など各ステークホルダーとの関係や、特集として、海外拠点それぞれの地域に根ざした「企業市民活動」を掲載した。
