FCMが発表した2009年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比54.0%減の28億3800万円と大幅減収となった。
電子機能部材事業、加工事業とともに売上げが低迷した。金属メッキ加工部門は急激な在庫調整の反動からハイブリッドカー向けの鉛フリーメッキ、携帯電話向けの金メッキ、バリア加工が不振だった。フィルム。・特殊機能材部門はハイブリッドカーの販売好調もあって車載部品に使用される銅粗化材が計画を上回ったものの、全体では前年を下回った。
さらに、電気機能線材事業は銅の価格が下落したことで大幅減収となった。
営業利益は同46.6%減の8200万円、経常利益が同26.6%減の1億0600万円、当期純利益が同23.3%減の6600万円だった。