プジョー 207 マイナーチェンジ…高性能クリーンディーゼルを設定

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プジョーは29日、欧州で『207』シリーズのマイナーチェンジモデルを発表した。内外装のリファイン、装備の充実、CO2排出量99g/kmというクリーンディーゼルの設定などがニュースだ。

207は3/5ドアハッチバックが、2006年4月に欧州デビュー。2007年2月に『207CC』、2007年7月に『207SW』とバリエーション拡大を図ってきた。2007‐2008年の2年間、207シリーズは欧州B2セグメントのベストセラーに君臨。2008年は、年間約42万3700台を販売した。デビューから2009年4月末までの累計生産台数も、約146万台に到達している。

既存の207の顧客にとってうれしいのは、好評のエクステリアがほとんど変わらなかったことかもしれない。フロントはフェイスリフトを実施。といっても、従来との違いは、バンパーとフォグランプが新しくなった程度だ。

また、クロームメッキの使用部位が増え、高級感が向上。ボディカラーには新色が加わった。リアに回ると、ハッチバックとCCには、LEDテールランプが採用されたことに気づく。

インテリアは、インパネやトリムの変更を中心に、快適性をアップさせる改良を受けた。オーディオやナビゲーションは、ブルートゥースに対応。ウインカーレバーには、車線変更時に便利なワンタッチ操作機構を取り入れる。ハッチバックとSWにはリモコンウィンドウクロージャー、CCには運転席ワンタッチパワーウィンドウが導入され、機能性が引き上げられた。

エンジンはガソリンとディーゼル合計12ユニットを用意。中でも注目は、1.6リットル直4ディーゼルの「HDi FAP90」グレードだ。シフトアップインジケーター付き5速MTや各部の抵抗低減により、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmというトップレベルの環境性能を達成した。もちろん、排出ガス性能はユーロ5に適合している。

新しい207シリーズは欧州で8月から販売開始。フランスでの価格は、1万2900ユーロ(約176万7000円)からと、コストパフォーマンスは高い。

プジョーは2009年前半、欧州Bセグメント車の改良に重点を置いてきた。1月には『107』をフェイスリフト。3月には旧『206』に改良を施し、『206+』に進化させた。そして今回、207のマイナーチェンジで、強固なラインナップが完成したことになる。

《森脇稔》

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