粗鋼生産量、前月比13.1%増で2か月ぶりブラス…5月

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日本鉄鋼連盟が18日に発表した5月の鉄鋼生産動向によると、粗鋼生産は648万8000tと、前月比75万3000t、13.1%増、前年同月比38.5%減で、前月比では2か月振りに増加したものの、前年同月比では8か月連続の減少となった。

炉別生産をみると、転炉鋼が484万1000tと前月比14.3%増(前年同月比37.9%減)で、前年同月比で8か月連続の減少となった。電炉鋼は164万7000トンと同9.9%増(同40.2%減)となり、前年同月比で9か月連続の減少となった。

鋼種別生産では、普通鋼が539万6000tと前月比13.6%増(前年同月比34.4%減)、特殊鋼が109万1000tと同10.8%増(同53.0%減)となり、前年同月比では普通鋼が8か月連続の減少、特殊鋼は7か月連続の減少となった。

銑鉄生産は487万5000tと前月に比べ49万t、11.2%増、前年同月比35.0%減となり、前年同月比では8か月連続の減少となった。5月末の高炉稼働基数は前月と同様の34基中24基であった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は、565万1000tと前月比93万3000t、19.8%増(前年同月比39.0%減)。普通鋼熱間圧延鋼材(一般)の生産は、479万tと前月比82.3万t、20.7%増(前年同月比35.1%減)。特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は、86万1000tと、前月に比べ11万t、14.6%増(前年同月比54.4%減)。

銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)のいずれも、前月比では増加したものの、前年同月比では減少した。

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