日立製作所、屋内向け小型GPS送信モジュールを開発

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日立製作所、屋内向け小型GPS送信モジュールを開発
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日立製作所は18日、大型商業施設や地下街など、GPS(全地球測位システム)信号の届きにくい場所でも、GPS測位が可能となる、屋内向けGPS送信機の組み込み型モジュールを開発したと発表した。

このモジュールは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提案するIMES方式に準拠する。今回、屋内GPS信号処理方式を改良することで部品点数を削減するとともに、独自に開発した信号変調方式により使用メモリを低減、大幅な小型化を実現した。

屋内の無線基地局、非常灯、照明器具などへの組み込みも可能で、屋内にGPS送信機を設置することが容易になる。GPS利用エリアが拡大し、屋外・屋内を問わない携帯電話などを使ったシームレスな位置情報サービスの展開の加速が期待される、としている。

《レスポンス編集部》

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