フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは12日、豊橋インポートセンター敷地内に「第2カーサイロ(自動車専用立体自動倉庫)」を増設し、竣工式を行って正式に稼動を開始した。
カーサイロは、輸入陸揚げした車両を点検、整備した後、全国の正規販売店に出荷するまでの間、品質を損なわずに保管するための自動車専用の自動倉庫。同社では1991年の操業開始から、約5300台の完成車両を収納できる「第1カーサイロ」を稼動させている。
今回竣工した第2カーサイロは約1300台格納することが可能で、主に背の高いSUV(多目的スポーツ車)やミニバン、フォルクスワーゲン・グループのベントレー、ランボルギーニなどの高級大型乗用車や高級スポーツカーを一時保管する。
第2カーサイロの稼動により、同センターでは第1、第2カーサイロあわせて約6600台の完成車両を保管できるようになった。