クラリオンが発表した第3四半期（2008年4 - 12月）の連結決算は、当期赤字が120億3800万円となった。
売上高は前年同期比20.2％減の1474億5500万円。営業損益が66億9000万円の赤字。経常赤字は79億3000万円。
前年同期の営業利益は37億9000万円の黒字だったが、業績が一気に悪化した。堅調に推移してきた国内カーディーラー向けオプション市場で販売の落ち込みが顕在化し、国内外の自動車メーカーの減産影響による販売減、国内外市販市場での販売価格の低下、販売数量の減少が影響した。
損益では、モデルミックスの悪化、大幅な車両減産にともなう販売減、生産量減少と在庫調整による操業度の悪化などで収益率が大幅に落ち込んだ。
