三菱化学、リチウムイオン電池材料の生産設備を増強

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三菱化学は、リチウムイオン二次電池材料である電解液、負極材の生産設備を増設すると発表。今回、電解液を四日市事業所で、負極材を坂出事業所で、それぞれ増設することを決めた。

携帯電話、ノート型パソコンなど、携帯用小型電子機器の急速な普及に伴ってリチウムイオン二次電池の需要が急増。また、ハイブリッド自動車や電動工具用二次電池など新たな用途にも採用が見込まれている。

同社では、リチウムイオン二次電池の需要急増に対応するため、今年3月に正極材の新設を決定、11月にはセパレータ販売を開始した。

今後は、リチウムイオン二次電池用主要材料である正極材、負極材、電解液、セパレータの全てを取り扱う企業として、電池材料ビジネスの拡大を図るとしている。

《レスポンス編集部》

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