日本電産は、資本・業務提携を提案している東洋電機製造に3回目の質問回答書を提出するとともに、日本電産に情報提供完了の通知と取締役会評価期間を開始する要望を行った。
日本電産が資本提携を提案してから東洋電機は3回にわたって日本電産に質問書を提出、日本電産はこれに回答したものの「3回目の質問事項は全て第2回目事項に含まれる質問と同一内容をそのまま繰り返すもので、対応に苦慮した」とした上で「要望に応えるよう一歩踏み込んだ回答を行った」としている。
また、日本電産は事業環境の急激な変化から「早急に提携に向けた具体的な協議・交渉を行うことが全てのステークホルダーの利益の最大化に資する最善の方策」として、早期の交渉開始を要望した。