日産、韓国で「ニッサン」ブランドの取扱いを開始

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日産、韓国で「ニッサン」ブランドの取扱いを開始
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日産自動車は、11日から韓国でニッサンブランド車の販売を開始すると発表した。日産は韓国で、3年前に高級車ブランドであるインフィニティのモデルを販売しているが、ニッサンブランドの導入で市場拡大を狙う。

日産の韓国事業担当のジル・ノルマン執行役員は「韓国でのニッサンブランドの展開は、グローバルに事業を拡大していく上で重要であり、今回の販売開始は非常に大きな意味を持つ」と語っている。
 
同日発売した車種は、『ムラーノ』『ローグ』の2車種で、来年には『アルティマ』『Nissan GT-R』を追加投入する予定。ムラーノの価格は4890万ウォン(約362万円)、ローグは2WD、4WDデラックス、4WDプレミアムの3グレードを展開しており、それぞれ2990万ウォン(約221万円)、3460万ウォン(約256万円)、3590万ウォン(約266万円)となる。
 
ニッサンブランド車の販売網は、既存のインフィニティとは別に新たなネットワークを展開しており、ソウルに2店舗、キョンギ、プサンに各1店舗の計4か所のショールームを同日オープンした。
 
2009年にはインチョンに新店舗をオープン予定であり、今後も韓国内での販売網を増強していく。
 
韓国日産のグレゴリー・フィリップス社長は「ニッサンブランドの導入により、インフィニティブランドとともに、顧客の多様なニーズに応えていくことができる。世界の国々で認められているニッサンブランドは、韓国でも受け入れられると信じている」としている。

《レスポンス編集部》

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