三井ハイテックが発表した2008年7月中間期の連結決算は、売上高は前年同期比8.2%減の286億9500万円と減収となった。営業利益が同77.3%減の5億2300万円と大幅減益となった。
モーターコア事業では、ハイブリッドカーや家電製品向けなどの高効率モーターコア需要増により収益が伸びたものの、電子部品であるICリードフレームやIC組立品の需要減に伴う収益減をカバーできなかった。さらに円高ドル安による為替も影響した。
経常利益は同73.3%減の6億6100万円だった。中間期純利益は同86.4%減の1億9000万円にとどまった。
通期の連結業績見通しは、売上高が同2.2%減の615億円、営業利益が同57.8%減の14億円、経常利益が同55.6%減の14億5000万円、当期純利益が同49.9%減の8億5000万円となる見通し。