日本自動車販売協会連合会が発表した8月の中古車登録台数は、前年同月比11.2%減の30万1628台となり、2ケタのマイナスとなった。新車市場が低迷している中で、下取り車も減少してタマ不足が深刻化している。
乗用車は同13.7%減の25万1661台と大きく落ち込んだ。普通乗用車は同10.7%減の12万727台、小型乗用車が同16.2%減の13万934台とともに不振だった。
貨物車は同6.2%増の4万1121台と前年を上回った。このうち、小型トラックは同10.4%減の1万9721台と低迷したが、普通トラックが同27.8%増の2万1400台と好調で全体を押し上げた。
バスは同12.8%減の1008台、その他が同7.2%減の7838台だった。