ベルギーGP(7日決勝)で優勝したマクラーレンのルイス・ハミルトンに、レース後25秒加算ペナルティが科されたことにより優勝を譲り受けた、フェラーリのフェリペ・マッサが騒動についてコメントしている。
「ルイスがショートカットしたことは起こりうる種類もの。でもキミに対して不完全な状態でポジションを明け渡し、すぐさま取り返すというのは少々楽観的すぎるんじゃないかな」
「このようなアクシデントはドライバー会議でもよく議題に上がっているが、シケインをカットした者は、ポジションとともにその行為によって得たアドバンテージを元に戻すことになっている。ルイスがシケインをきちんと通過していれば、その後に続くショートストレートでキミを抜くことは不可能だったはず。それがリプレイを見た後も、僕の見解だよ」とハミルトンの動きについて自らの見解を披露したマッサ。
2ポイント差となったチャンピオンシップ争いについては、「チャンピオンシップの行方がオープンになって嬉しい。残り5戦もいい闘いをしないとね」と気を引き締めていた。