日産自動車は、自動車デザイナーを目指す学生に対し、同社のデザインプロセスに則した本格的なトレーニングを行う「日産デザインオフサイトインターンシップ」に、新たにカラーデザイン課程を開設すると発表した。
日産デザインオフサイトインターンシップは2006年6月にプロダクトデザイン課程を開設、これまで延べ100人の学生がプログラムに参加している。
今回、より多くの学生に自動車デザインを学ぶ機会を提供するため、カラーデザインの分野でも新たにプログラムを立ち上げることにした。参加者はプロダクトデザイン課程と同様、日産のデザインスタジオと同等レベルの環境のもと、現役デザイナーによる指導を含む実践的なトレーニングプログラムにより、集中的にカラーデザインを学んでもらう。
日産ではプログラム以外にも、産学協同プロジェクトや自社のデザインスタジオでのインターンシッププログラム、同社現役デザイナーの大学・デザイン学校への講師派遣など、デザイン分野での様々な活動を行ってきた。
今年9月からは、小学生を対象にしたキャリア教育「日産デザイン・わくわくスタジオ」を開催するなど、教育分野での社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
同社では今後もこうしたプログラムを通して、子供や学生にものづくりの楽しさ・すばらしさを伝えていく方針だ。