単独横転のクルマに後続車が追突、1人死亡

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5日未明、茨城県笠間市内の常磐自動車道下り線で、単独横転事故を起こして立ち往生していた乗用車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。車外に脱出していた男性1人がはねられて死亡している。

茨城県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前1時30分ごろ。笠間市安居付近の常磐自動車道下り線で、単独横転事故を起こして第1車線上で立ち往生していた乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突した。

横転していた乗用車に乗っていた男性3人は車外に脱出していたが、このうち74歳の男性が追突車にはねられ、全身強打で間もなく死亡。追突車の運転者も胸部を打撲する軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側3車線の直線区間。単独事故を起こしたクルマは65歳男性が運転。路肩に寄りすぎて側溝にタイヤを落とし、これが原因で横転したらしい。警察では追突車の前方不注意が事故の主因とみて、運転者の回復を待ち、自動車運転過失致死容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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