トヨタ、中国砂漠化防止事業の「緑化交流センター」を完成

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トヨタ、中国砂漠化防止事業の「緑化交流センター」を完成
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トヨタ自動車は5月31日に、中国の河北省豊寧満族自治県に建設していた「21世紀中国首都圏環境緑化交流センター」の開所式を行なった。

2001年4月から中国科学院中日科技与経済交流協会、河北省林業局、および特定NPO法人の地球緑化センターと共同で推進している「21世紀中国首都圏環境緑化モデル拠点」プロジェクトの一環として新設した。

交流センターは、緑化技術者や研究者の調査・研究拠点となるほか、一般市民や学生を対象とした環境教育、また植林ボランティアの受け入れ拠点として活用していく。パネル展示室や研修室等の施設を備えている。

トヨタなど4団体は、01年から日中共同事業として、中国の首都圏近くまで拡大する砂漠化の防止に向けた緑化活動を展開している。現在は07年度から10年度までの第3期活動となっており、今回の緑化センター建設のほか500haの植林を行う。

植林は3期までの累計で3000haになる。トヨタは3期までに4億5000万円の資金を提供する。

《池原照雄》

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