盗難ナンバーのクルマ、逃走中に横転

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5日未明、大阪府守口市内の府道をパトロールしていたパトカーが不審なナンバープレートを装着した乗用車を発見。停止を求めたが、クルマはこれを無視して約8kmに渡って逃走した。最終的には中央分離帯に衝突する事故を起こし、乗っていた少年3人が重軽傷を負った。

大阪府警・機動警ら隊によると、事故が起きたのは5日の午前2時10分ごろ。これより約10分前の午前2時ごろ、同隊のパトカーが守口市梶町3丁目付近の府道をパトロールしていたところ、盗難したものとみられる不審なナンバープレートを装着した乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視し、スピードを上げて逃走した。

クルマはその後、阪神高速道路に入るなどして約8kmに渡って逃走したが、大阪市北区扇町1丁目付近の府道で中央分離帯の縁石に乗り上げ、この弾みで横転。クルマは大破し、乗っていた17歳の少年3人が腰骨を折るなどの重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。クルマにはもう1人乗っていたとみられるが、現場から徒歩で逃走している。

警察では運転者の特定を急ぐとともに、盗難車とみられるクルマの入手ルートについても調べを進めている。

《石田真一》

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