新日鉱ホールディングスが発表した2008年3月期連結決算は、売上高は同14.1%増の4兆3394億円と大幅増収となった。営業利益が前年同期比22.0%減の1031億円と大幅減益となった。
石油の販売量はガソリンやA重油が低迷したものの、価格の上昇で増収となった。しかし、マージンが悪化して減益だった。
経常利益は同14.4%減の1920億円、当期純利益は同6.7%減の992億円にとどまった。
2009年3月期連結決算業績見通しは、売上高が同5.1%増の4兆5600億円、営業利益が同13.7%減の890億円、経常利益が同24.5%減の1450億円、当期純利益が同27.5%減の720億円と増収減益の見通し。