高速バス停に時限発火装置? 悪質ないたずら

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16日午後、静岡県浜松市東区内の東名高速道路上り線・浜松北バス停で、ベンチの上に時限発火装置とみられる不審物が放置されているのをバスの利用客が発見。警察に通報した。警察は現場を含む東名道上り線の一部区間を通行止めにして確認したが、発火物ではなく、悪質ないたずらと判明している。

静岡県警・浜松東署によると、事件が起きたのは16日の午後0時30分ごろ。浜松市東区有玉南町付近の東名高速道路上り線・浜松北バス停のベンチに時計にリード線が付いた不審な箱がコンビニエンスストアのレジ袋に入れられた状態で放置されているのをバスの利用客が発見。バス会社を通じて警察に届け出た。

警察では時限発火装置の可能性もあるとして、県警機動隊の爆発物処理班を出動させ、現場を含む東名道上り線・浜松西 - 浜松インターチェンジ間を通行止めにして確認作業を行った。この結果、時限発火装置に似せて作られた物だったことがわかり、通行止めは約20分で解除されたが、一時は3kmあまりの渋滞が発生している。

警察では悪質ないたずら事件として捜査を開始。指紋などが付着していないかどうかの調べを進めている。

《石田真一》

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