脱輪したクルマ、自力脱出を試みたものの全焼

自動車 社会 社会

18日午後、石川県金沢市内の市道で、側溝への脱輪事故を起こしていた乗用車から突然出火。約30分で全焼する事故が起きた。脱出を試みた運転者がアクセルを踏み続けたため、タイヤやエンジンが異常加熱したことが原因とみられている。

石川県警・金沢西署によると、事故が起きたのは18日の午後3時30分ごろ。金沢市松村2丁目付近の市道で、側溝に脱輪させる単独事故を起こし、立ち往生していた77歳男性の運転する乗用車のエンジンルームから火の手が上がった。

男性は延焼前に車外へ脱出したものの、煙を吸った際に喉を痛める軽傷。通報を受けて駆けつけた地元消防が消火作業を行ったものの、クルマは約30分ほどで全焼している。

調べに対して男性は「脱出させようとアクセルを何度か踏んだ」などと話しており、警察では空回りするエンジンやタイヤが異常加熱し、可燃性の物体に触れたことで発火に至ったものと推測している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV