ニッパツが発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比9.3%増の190億円と、大幅増益になった。
売上高は同11.5%増の3510億7600万円と、2ケタの増収となった。主要事業の自動車向けが海外などを中心に好調に推移したほか、IT関連部材も下期に回復した。
収益面では、増収や生産性向上、原価低減などの効果で経常利益は同5.4%増の204億9300万円、当期純利益が同17.5%増の141億800万円だった。
通期業績見通しは為替が円高となったことや半導体製品の売上げ減で収益を前回見通しよりも下方修正した。それでも売上高は同14.0%増の4880億円、経常利益が同14.0%増の310億円、最終利益が同22.4%増の195億円と増益となる見通し。