パナソニック・トヨタ・レーシングは10日、ドイツ、ケルンのテクニカルセンターで新型車「TF108」を発表。当日は、チームの首脳陣、レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロック、サードドライバーの小林可夢偉が出席し、ニューマシンを披露した。
前年からの主な変更箇所は、ホイールベースの延長、空力性能の向上、改良型サスペンションの搭載、新型ギヤボックスなど。
シャシー部門シニアゼネラルマネジャーのパスカル・バセロンは、「TF108が目指したのは空力的な効率とドライバビリティの向上」と語り、正念場に差し掛かったトヨタF1活動に闘志を見せていた。