【日産 スカイラインクーペ 新型発表】ジェネレーションXを狙う

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日産自動車が発表した新型『スカイラインクーペ』は、“艶やかさ”と“躍動感”の2つをキーワードにデザインされたという。先代モデルから“進化”を遂げた印象に仕上がっている。

プロダクト・チーフ・デザイナーの長谷川浩さんは、「先代は、シンプル・おおらかさで、素直にFMプラットフォームを表現していた。その反面、ブ厚く、重厚で、男性的なイメージが強すぎたところがありました。セールス面では好調でしたが、想定していたターゲットよりも上の層に支持される結果でした。そこで、30歳代半ばのジェネレーションXと呼ばれる層をもう一度狙おうと、考えました」と言う。

「“ビブラント”というキーワードも開発中に掲げ、“鮮やか”“いきいき”といったことを表現したいと思いました。ウェーブしたラインや、変化のある面で具現化しています」。

デザインの土台に関しては「基本的には、素直にクーペらしさを表現しつつ、新しさをプラスしたいと考えました。フロントでは、フェンダーからバンパーへの流れをスラントさせています。前を低く見せることは、わかりやすいですから。リアでは厚みのあるフェンダーで、佇まいの良さ、躍動感を表現しました」と、長谷川さんは説明する。

競合他社のデザインにエッジのたったものが多くなってきたが、「欧米のセクシーさは“開けっぴろげ”な感じで、日本とはイメージが異なる。しかしスカイラインクーペの狙いとしては、日本人の表現する“セクシーさ”で、PRしたいと思っています。ドイツ車なら、“ドイツらしさ”がきちんと各地で受け入れられているからです」と語る。

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