ルノーF1チームのアラン・ダッサー社長が交代することが明らかになった。
後任は現在ルノーのシニア副社長を務めるバーナード・レイ氏。
ダッサーは今後日産のCFO:チーフフィナンシャルオフィサーを務める。ダッサー(日産ではダサスと表記)は2006年4月からルノーF1チームの総責任者としてチームを2年連続のタイトルに導いただけでなく、経済的な基盤を立て直し、ルノーのF1活動を強化した人物。
「ルノーF1の社長として過ごした時間は、個人的にもキャリアとしても非常に内容の濃い、充実した時間だった。ルノーF1を長期的に継続させるという当初の目的は達成できたと思う。今後は最も忠実なサポーターの一人としてチームの成功を見守りたい。ルノー・ニッサン連携における新たなチャレンジを楽しみにしている」とダッサーは語っている。