フルモデルチェンジした新型トヨタ『イスト』が積んでいるエンジンは、1.5と1.8リットル。ボディサイズと同様にエンジンも、コンパクトカーとしては大きめである。『ヴィッツ』をベースとしたコンパクトカーなのでエンジンは1.3と1.5リットル」先代は、そんなクルマだった。
開発をまとめた商品開発本部第2トヨタセンターの三浦清克チーフエンジニアは「ターゲットを30歳台の前半と考えていますが、普通のコンパクトだとちょっと足りないと感じている人に、『コンパクトだけど新しいジャンル。コンパクトだけど今までと違う走り』を感じていただくために、1.8リットルエンジンを積んだのです」という。
ちなみに、1.8を積む「180G」は189万円。1.5の上級グレードである「150G」の10万5000円アップだ。その10万円には150Gにはオプション扱いの「スマートエントリー&スタートシステム(4万950円)」も含まれるので、実質的なエンジンのアップグレード代は6万4050円となる。意外と安い?