アルプス電気が発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比14.6%減の62億5800万円と営業減益だった。
売上高は同4.5%増の1779億8600万円と増収だった。電子部品事業のコンポーネット事業、車載電装事業などの売上げが増加したほか、音響製品事業でもデジタルオーディオユニット対応のヘッドユニットや高音質のスピーカーやパワーアンプの搭載が増加し、売上げは伸びた。
収益面では、売上げの伸びはあったものの、電子部品事業の競争激化で採算が悪化、営業減益となった。経常利益は同0.7%減の75億8700万円と、ほぼ横ばい。
当期純利益は同18.6%増の34億3700万円と大幅増益となった。