タカタが発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比58.4%増の78億4200万円と大幅増益となった。
売上高は同6.1%増の1334億4600万円と増収だった。アジアでの売上げが大幅に伸びたのに加え、為替水準が円安で売上げが上乗せとなった。
収益では、生産量増加に伴う労務費の増加、積極的な設備投資や研究開発投資に伴う経費の増加があったものの、売上げの伸びや経営全般の合理化、経費削減活動によって、営業利益が同16.4%増の121億2400万円、経常利益が同27.3%増の126億5300万円と大幅な増益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。