日本自動車販売協会連合会が1日発表した7月の新車販売台数(登録車)は、前年同月にくらべ9.7%減の28万7076台となり、25カ月連続でマイナスとなった。新潟県中越沖地震で、国内メーカー全社が生産を一時、休止したことが大きく影響したと見られる。
トヨタやマツダ、スバルなどが主力車の全面改良を行ったことから、7月の登録車販売は、久しぶりのプラスに転じる可能性があった。しかし、7月16日に発生した新潟県中越沖地震の影響に国内12メーカー全社が一時生産をストップ。登録の遅れから販売への影響を避けられなかったと見られる。
ブランド別では、三菱、レクサスを除くブランドが、前年同月を下回った。