元F1チーム代表のエディ・ジョーダンがマクラーレンのロン・デニス代表を「ハミルトンを保護しすぎる」と批判した。かつて多くの若手ドライバーをトップドライバーへと成長させてきた経歴があるジョーダンだけに、デニスのやり方に不満を抱いているようだ。
「ファンやスポンサーにアピールする場であるメディアインタビューはF１の生命線だ。ルイス・ハミルトンにメルボルンやセパンのグリッドでインタビューすることを禁止するなんて、ロン・デニスは一体何を考えているんだ? レース直前に会社のロゴがテレビに映ることをスポンサーは歓迎するはずだし、ほとんどのドライバーは喜んでそれを引き受けるはずだ。ファンもF１界の新星の生の声を聞きたがっている」
「デニスは何から守ろうとしているんだ? ルイスのためにはならないよ。技術ばかりを優先しても、誰も見てくれなければ意味がない。ルイスの集中力はそんなことでは途切れない。過剰に保護する必要はないんだ。われわれには彼のことを知る権利がある。ロンはそのことを認めるべきだ」と、ジョーダン氏は主張している。
