レスキューハンマーで襲撃、現金を奪った15人を逮捕

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大阪府警は2月26日、信号待ちをしているクルマの窓ガラスをレスキュー用のハンマーで破壊し、現金の入ったバッグを奪うなどの犯行を繰り返していた少年15人を同日までに窃盗容疑で逮捕。3人を同容疑で書類送検した。容疑を大筋で認めているという。

大阪府警・少年課によると、直接の逮捕容疑となった事件は2006年7月21日夜に発生した。30歳の女性が運転する乗用車が守口市佐太中町付近の府道で信号待ちのために停車したところ、左側に停車した2人乗りバイクに乗った男がハンマーのようなもので助手席側のドアガラスを破壊。助手席に置いてあった現金約2万5000円が入ったバッグを奪って逃走した。

この後にも同日には3カ所で同様の事件が発生。警察では同一人物による犯行として捜査を続けてきたが、東大阪市内にある4つの中学校を出身した少年グループが関わったものと最終的に判断。2月26日までに逮捕した。

調べに対してグループのメンバーは2005年10月から2006年7月までの間、交代で同様の犯行に関わっていたことを大筋で認めた。犯行に使ったのはレスキュー用のハンマーで、これも量販店で万引きしていた。被害件数は現時点で61件、被害総額は約1700万円に達している。警察では余罪についても厳しく追及していく方針だ。

《石田真一》

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