ルノーのテクニカル・ディレクター、ボブ・ベルがフェルナンド・アロンソ離脱につきエースドライバーとなるジャンカルロ・フィジケラについて、タイトル獲得のチャンスは来年しかないと厳しいコメントを寄せた。
「もし来年タイトルを獲ることができなければ、もう二度とチャンスはないだろう。フィジケラにとっては本当に勝負の年となる。我々に出来ることは彼の可能性が少しでもアップするよう、彼の能力を信頼すること。最高の装備を与え、最高のサポートを与える。そうして結果を待ちたい」
今季フィジケラが獲得したポイント数は72、対するアロンソは倍近い134ポイント。7勝マークしたアロンソに対し、フィジケラの勝利数はわずかに1。ヘイッキ・コバライネンという若いチームメイトを得た34歳のフィジケラにとって、2007年は勝負のシーズンになる。