車外放出、複数台のクルマにはねられ死亡

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7日未明、群馬県昭和村内の関越自動車道下り線で、走行中の乗用車がガードレールに衝突、大破する事故が起きた。後部座席に同乗していた男性が車外に投げ出され、対向車線を走っていた複数台のクルマにはねられて死亡している。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午前4時15分ごろ。昭和村森下付近の関越自動車道下り線で、31歳の男性が運転する乗用車が道路左側のガードレールに衝突。中央分離帯側にも弾き飛ばされ、ガードロープにも衝突した。

2度の衝撃でクルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用のままで同乗していたとみられる27歳の男性が対向車線側へ投げ出され、複数台のクルマにはねられて死亡。このクルマを運転していた男性と女性2人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

男性をはねたクルマは1台を除いて現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。その後、埼玉県東松山市の高坂サービスエリアで「クルマに血がついていた」と名乗り出た男性がいることがわかり、警察が事情を聞いている。しかし、この2台の運転者はいずれも「人をはねたという覚えはない」と話しているようだ。

《石田真一》

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