車外放出され、自車の下敷きになって死亡

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16日午後、群馬県玉村町内の町道交差点で、ワゴン車と普通トラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。ワゴン車からはシートベルト未着用のまま同乗していた女性2人が車外に放出され、クルマの下敷きになって死亡した。

群馬県警・伊勢崎署によると、事故が起きたのは16日の午後0時30分ごろ。玉村町上之手付近の町道で、交差点を進行していた76歳の男が運転するワゴン車と、40歳の男性が普通トラックが出会い頭に衝突した。

衝突によってワゴン車は大破し、シートベルト未着用のまま後部座席に同乗していた63歳と77歳の女性が車外に放出。弾き飛ばされたワゴン車の下敷きになり、全身打撲で死亡。ワゴン車の助手席にシートベルト着用状態で同乗していた74歳の女性が胸部打撲の軽傷を負っている。双方の運転者にケガは無かった。

警察ではワゴン車側が一時停止を怠ったことが事故の主因と判断し、運転していた76歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死傷に切り換えて調べを進めている。現場は民家などが立ち並ぶ見通しの悪い交差点。以前にも一時停止標識の無視が原因とみられる出会い頭衝突事故が発生していた。

《石田真一》

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