【新聞ウォッチ】朝日の社説でも取り上げられた「GM危機」

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【新聞ウォッチ】朝日の社説でも取り上げられた「GM危機」
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年2月6日付

●社説=GM危機、技術協力も視野に(朝日・3面)

●オイルも硫黄規制、ディーゼル車排ガス対策、環境省が検討へ(東京・3面)

●こちら特報部、中国の軍主産業とは(東京・20面)

●ホンダ、東京ガスにコージェネ装置供給(日経・9面)

●トヨタ、中古車在庫を共有化、系列販社で不足融通(日経・9面)

ひとくちコメント

きょうの朝日が社説で「GM危機」を取り上げている。

「米国を代表する自動車産業の屋台骨が揺らいでいる」という書き出しで、「GMは、昨年末に9工場の閉鎖、3万人の削減計画を出したが、それでも経営危機の声はおさまらない。フォードも関連の14工場を閉め、最大3万人を削減するリストラ計画を打ち出した」と窮状を紹介。

一方、「昨年830万台を送り出したトヨタは増産が続き、世界のトップメーカーの座がGMからトヨタに移るとの見方も現実味を帯びてきた」と指摘した後、「日米の企業間での技術協力は、不必要な摩擦を避ける現実的な選択の一つだろう」と結んでいる。

すでにトヨタとGMは、燃料電池車など次世代の先端技術で共同開発を進めており、突っ込みや分析の甘い社説であることは否めない。

《福田俊之》

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