三菱自動車の益子修社長は10日の中間決算発表の席上、同社の株価の動きについて触れ、「一般的には、株価は上がっていくのがいいと思うが、個人的にはどうして上がったのかなという気持ち」との感想を述べた。
三菱自動車株はこの2カ月余り、売買高も多く、大きく値上がりしている。そして、11月8日には363円と年初来高値をつけた。
「調べてみると、ネット取引での売買がかなり占めていた。マーケットが私どもの将来に対して期待しているのなら、その期待に応えられるように頑張らないといけない」と益子社長。
いずれにしても、益子社長は同社の株価について、このところ首をかしげることが多いようだ。