香港の吉田代表、中国自動車産業での香港の重要性訴える

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香港の吉田代表、中国自動車産業での香港の重要性訴える
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香港貿易発展局は31日、東京商工会議所で「中国・香港自動車産業情報セミナー」を開催し、挨拶にたった同局日本主席代表の吉田茂美氏は「中国自動車産業で香港の果たす機能はこれからさらに大きくなる」と強調した。

現在、中国の自動車産業は大きく分けて華東の欧米勢と華南の日本勢という構図になっていて、特に華南が注目されているという。なかでも、香港、マカオ、広州などの珠江デルタと呼ばれる地域は発展が著しい。

その珠江デルタは関東地方と同サイズの約3万平方kmで、人口は4300万人と韓国のそれに匹敵し、GDPは台湾と同規模。

そして、「06年には香港−深セン大橋が開通し、09年には香港−マカオ道路も開通する」(吉田氏)という具合に、これからさらにインフラが整備されて、交通の便もよくなるとのことだ。また、06年1月から中国香港間の関税全面ゼロ化がスタートする。

吉田氏は日本の自動車業界関係者に対し、香港の良さを懸命になってPRしていた。

《山田清志》

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